トラコ
よく海外の映画とかで、ホテルマンにチップを渡すシーンがあるけど、日本でもチップは必要なの?
そういうイメージがあまりないのだけど…
元ホテルマンのこのベルオにお任せ下さい!
ホテルを利用する時のチップについて、紹介していきますね。
ベルオ
- チップの由来
- 日本と海外のホテルでのチップの違い
ドラマや映画で、荷物を運んでくれたホテルスタッフにチップを渡すシーンを見たことある人もいるのではないでしょうか。
おそらくチップを渡すシーンは、海外の場合が多いと思うのですが日本でも必要なのでしょうか。
普段から旅行に行かない人やホテルを利用しない人は、曖昧な部分かなと思います。
私の勝手な予想ですが、「日本ではチップは必要ないんじゃないのかな。」と考えている人が多いのでは。
本記事では、そんな日本のホテルでチップを渡すべきかどうか悩んでいる人に向けた内容でお届けをします。
目次
ホテルマンに渡すチップの由来とは?
ホテルマンに渡すチップ
サービスを提供してくれた時に、少額のお金を渡すのが一般的ですが、そもそもチップの由来を知っているでしょうか。
この章では、チップの由来について少し触れておきます。
チップの語源は不明ですが、俗説として有力なのがこちらです。
18世紀のイギリスのパブで、サービスを迅速に受けたい人のために To Insure Promptness と書かれた箱を置き、そこにお金を入れさせたことに由来し、チップの語源はこの箱に書かれた文言の頭文字であるとするものがある
Wikipediaより引用
他にもフランス語やドイツ語では「お酒を飲むためのお金」という意味で使われています。
サービスをしてくれたスタッフに対して「このお金で1杯好きなお酒を」と小銭を渡したことが、チップの始まりであるとも言われています。
いずれにしても、チップの発祥は日本ではなく海外となります。
日本ではよく似た言葉で、茶代もしくは心付と表現され旅館では今でもその習慣が残っています。
日本のホテルではチップを渡さなくてもOK?
日本のホテルに泊まる場合、サービスをしてくれたホテルマンや掃除をしてくれたスタッフにチップを渡さないといけないのでしょうか。
いきなり結論から申し上げますと、日本の場合はチップを渡さなくてもOKです。
厳密にいうと日本では、すでにチップを払っています。
え!?どういうこと?
と思う人もいるでしょう。
実は、日本のホテルを利用する場合、サービス料というものが存在します。
いわゆるこれが、チップと同じ意味なんです。
ホテルによって、サービス料は変ってくるのですが利用料金に対して10%で設定しているホテルが多いですね。
高いと見るか安いと見るかは人によって違うと思いますが、私は正直高いなぁと感じます(笑)
このことを知っていると、チップは別で渡さなくてもイイ!って考えに変わってくるでしょう。
海外のホテルでチップは当たり前
日本では、チップはすでにサービス料の中に含まれているので渡さなくてもいいと書きましたが、海外のホテルの場合はどうなのでしょうか。
ずばり、海外のホテルではチップは渡してください!
チップを渡さないと逮捕されるってことはないのですが、ホテルでの滞在を気持ちよく過ごすにはチップは小まめに用意して渡す方が良いでしょう。
なぜなら、私はチップを払わなかったので明らかに手抜きの仕事をされたツラい経験があります。(笑)
初めて友人と海外旅行に行った時に、私はチップを渡すという行為を知りませんでした。
同じホテルに1週間ほど滞在したのですが、滞在中のホテルの清掃が全然綺麗じゃなくて友人に愚痴をこぼしたんです。すると友人が「ちゃんとチップを置いている?」と言ってきました。
私は、「チップ?」と首をかしげて友人の話を聞いていると、どうやらチップを置いていないと海外ではかなり手抜きされるとのこと。
翌日からはきちんとチップを置いたところ、今まではしてくれなかったベッドメイクやタオルの交換がきちんとされるようになりました。
現金なスタッフだな~と正直思ってしまいました(笑)
チップを渡すと渡さないとでは、明らかに対応が変わってくるので、海外のホテルではチップを渡すようにしましょう!
まとめ:期待以上のサービスにはチップを渡してあげよう!
今回は、ホテルで渡すチップについて紹介しました。
まとめます!
- 日本では、チップは渡さなくてもOK(サービス料に含まれる)
- 海外では、チップは渡した方が快適に過ごせる
日本ではチップを渡す文化にあまり馴染みはないのですが、自分が期待以上のサービスを受けた時にはチップを渡しても問題ありません。
チップは良くしてもらったという感謝の示しでもあるので、貰ったスタッフもきっと喜んでくれるでしょう。
旅行に行く時は、チップをすぐに渡せるようにポケットの中に少額は入れておきましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。