トラコ
ホテルの予約をしていたんだけど、どうしても都合が悪くなっちゃっていけない…
ホームページを見るとキャンセルが発生するみたい。(涙)
ねえねえベルオさん、これって払わないといけないの?
トラコさん、それは残念ですね。
なるほど。ホテルのキャンセル料についてですね。
お任せください!元ホテルマンのベルオが、ホテルへのキャンセル料について詳しく紹介していきますね。
ベルオ/
- ホテルのキャンセル料は払わないといけないのか?
- キャンセル料を払わなくていい場合(経験談)
実際にホテルに泊まっていないのに、お金を払うのは少し疑問が生まれますよね。
私が働いていたホテルでもキャンセル料について、お客さんと長時間お話したことがあります。(笑)
その経験談もふまえて、本記事ではホテルのキャンセル料について知りたい人に向けて紹介していきますね。
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目次
ホテルのキャンセル料は払わないといけない?
何らかの事情で泊まる事ができなくなりキャンセル料が発生する時は、払わないといけないのでしょうか。
結論から申し上げますと、キャンセル料が発生する期間に宿泊を取り消すと払わないといけません。
宿泊客がホテルに対して予約申込みをし,ホテルにおいてこれを承諾する手続きが完了すれば,宿泊契約が成立したといえます。この宿泊契約の成立により,ホテルにはサービス提供義務が生じ,宿泊客には代金支払い義務が生じることになります。これに加えて,キャンセル料についての合意が形成されると,「宿泊客にキャンセル(解除)権が留保される代わりに,キャンセルした場合にはキャンセル料(違約金)支払い義務が生じる」と考えられます。
橋本あれふ法律事務所より引用
かみ砕くと、キャンセル料が発生するのを了承した上で予約をしているので、実際に発生してしまったら払わないといけませんよ!という事です。
しかし、元ホテルマンとして思うことが1つ…
ネットなどでは予約をする前に、必ずどこかにキャンセル料について記載があります。
しかし、これがメチャクチャ小さい文字で書かれているホテルが存在するんです。
名前は伏せますが…
後から「ここに書いてましたよ」と言われても、そんな小さい文字は誰も見ないよ!と言いたくなるレベルです。
ですが、書いている以上は払わないといけないんですよね。
もっと大きく分かりやすく書いて欲しい!(切実な願い)
ホテルへキャンセル料を払わなくてもいい事例(経験談)
この章では、ホテルにキャンセル料を払わなくてもいい事例を紹介します。
注意して欲しいのが、これより先の内容は元ホテルマンとして働いたホテルでのことです。
つまり、私の経験談となります。
全てのホテルに通用するわけではないので気を付けて下さい。
ただ、ある程度のホテルではイケるんじゃないかなぁと思っています。
それではいってみましょう!
感染症の影響
2020年以降、世界的な感染症の影響により人々の生活が制限されました。
日本でも緊急事態宣言という、聞くだけで怖い警報が発令され「ステイホーム」という言葉が一気に広がりましたね。
たちまち外出ができない状況になってしまったので、当然旅行なんか行ける状況ではありません。
そんな状況下の場合は、まずキャンセル料が発生する期間であっても免除してくれる場合が多いでしょう。
現に私が働いてホテルでは「感染症の影響で…」のフレーズが出ると、キャンセル料は頂いておりません!と対応していました。
しかし、インターネットなどのサイトによって申し込みをした場合は、自動設定によりキャンセル料を徴収されるシステムになっている可能性があります。
実際にそこから処理をしてしまうと、キャンセル料を支払うことに同意したと見なされる可能性もあるので、キャンセル前に直接ホテルに連絡しましょう!
台風などの天災
台風などの天災もキャンセル料を払わなくていい場合が多いです。
天災は台風や地震など様々ですが、どのレベルまで免除されるかはホテルによって対応は変わります。
一つの目安としては、そのホテルに辿りつけないこと!
例えば飛行機で行くはずだったのに、欠航になってしまうと行こうにも行けませんよね。
この場合は、飛行機代もキャンセル料が発生しないので、もしホテルでキャンセル料がかかる!と言われた場合は、個人的に物申していいと思います。あくまで、個人的な意見ですが。(笑)
支払いがホテル現地精算
宿泊代をホテルの現地での精算にしておくと、キャンセル料を払わなくていい場合があります。
理由は単純でキャンセル料を請求する場合、請求書の作成など思った以上に手間がかかります。
また中には、ずっと支払いを拒む人も出てくるでしょう。
そういう人への取り立てもホテル従業員がしなければいけないので、人件費がかなりかかってしまうんです。
これが、インターネット予約サイトのクレジットカード払いだった場合は、ワンクリックでキャンセル料を徴収することができます。
よって、ホテルの宿泊代は現地での精算にしておく方が、万が一のキャンセルの時に払わずに済むかも知れません。
先述していますが、あくまで私の経験談となるので、ホテルによっては対応が異なる可能性があります。
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まとめ:無断キャンセルはダメ!必ずホテルに連絡を!
今回は、ホテルへのキャンセル料について経験談をふまえて紹介しました。
できることならキャンセル料は払いたくない!というのが、利用者側からの願いではあります。
しかし、ホテル側もお客さんの為に部屋を確保しているので、ホテル側が「キャンセル料が発生します。」と言ってくれば、素直に支払いましょう。
最後に元ホテルマンとして言わせて下さい。
ホテルをキャンセルする場合は、分かった時点で必ずホテルに連絡をしてあげて下さいm(__)m
でないとホテル側はずっと来館すると思って準備をしていますので。
誠意をもって連絡すれば、キャンセル料が免除になるかも!
最後までお読みいただきありがとうございました。
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