トラコ
ねぇねぇベルオさん、シティホテルで働く従業員の「あるある」ネタが知りたいんだけど…
聞いちゃってもいいかな?
全然問題ないですよ!(笑)
元ホテルマンの私が「あるある」ネタをいくつかお教えしますね。
普通では考えれないことが日常化しているネタもあるので、楽しみにして下さい!
ベルオ
- シティホテルで働く従業員「あるある」ネタ7選
ホテルには様々な形態のホテルがあります。
ビジネスホテルだったり、リゾートホテルだったりと。
今回は、私が以前に勤務していたシティホテルでの「あるある」ネタを紹介していきます。
シティホテルとは、客室をはじめレストランや宴会場、その他のテナントが入った複合型のホテルです。
よく皆さんが思いつく高級ホテルが大体シティホテルとなっています。
そんなシティホテルで働く従業員の「あるある」ネタを7つ厳選しましたので、良かったら暇つぶし程度にご覧ください。
目次
ホテルは「あるある」ネタが多い職種
数ある職業でもホテルは「あるある」ネタが多い部類に入ってくるでしょう。
特に今回紹介するシティホテルは。
理由は単純でシティホテルには宿泊部屋やレストラン・宴会場など様々な場所があり、それだけ多くの人が利用します。
人が多く利用するといることは、それだけ面白い事やトラブルも発生します。
「あるある」ネタに関しても同じで、大きなホテルほど沢山の「あるある」ネタが存在します。
さらにホテルは、非日常的な空間を提供する場所でもあります。
そこで働く従業員の「あるある」ネタは、普通に生活している人にとっては珍しいことだらけです。
どんな「あるある」ネタがあるのかは、次の章で詳しく紹介していきますね。
シティホテルの従業員「あるある」7選!
シティホテルの従業員「あるある」ネタを紹介します。
おそらくこの記事を読んでくれているのは、すでにホテルで働いている人か、これからホテルで働いてみたい人が多いと思います。
あ、たまたま検索したらヒットして辿り着いた人もいるかもですね。
失礼致しました。ありがとうございます!
ここまで読んでくれただけでも嬉しいですm(__)m
話を戻して、実際に私も経験した「あるある」ネタを7つ絞りましたので、良かったら続きも読んで下さいね。
あるあるネタ①:社員間の挨拶は“おはよう”
ホテルは基本的には24時間営業です。
レストランや宴会場は深夜の時間帯は営業していませんが、フロントカウンターには24時間いつでも誰かがいます。
部門によりバラつきはありますが、基本的にはシフト制勤務です。
夜から出社する人もいるのもいたって普通の光景。
通常なら「こんばんは」の時間帯ですが、社員間では常に「おはよう」で挨拶します。
これから仕事をやるぞーの意気込みを込めるには「おはよう」の方が気持ちがシャキッ!っとするので、使っているホテルが多いことでしょう。
あるあるネタ②:クレームは全てフロント対応
これ、ホントありがちです。(笑)
どういうことかというと、ホテル館内で起きたクレームは全てフロントに集約されます。
駐車場で起きたクレームやレストランで起きたクレームについても各現場での対応ではなく、何故かフロントが対応します。
何故でしょう。
当時フロント勤務だった私は「何故他の現場で起こったクレームをフロント対応しなければいけないのか。」と上司に聞きました。
上司は答えました。
「そういったクレーム情報はシェアしないといけない!」
一見すると正論っぽく聞こえますが…
当時の私は「何でもかんでもフロントに振りやがって!シェアと対応は違うだろう!」とずっと心の中で思っていました。
その思いは、これを書いている今でも変わっていません。(笑)
あるあるネタ③: 高級ホテルであっても給料は安い
もしこれを読んでくれている人が、これからホテルで働きたい人なら悲しい現実となりますが、先にお伝えします。
たとえ一流の高級ホテルであっても給料は安いです!(涙)
決して生活が出来ないレベルまでではありませんが、おそらくヘッドハンティングでもされない限り贅沢はできないでしょう。
年収だと200万円台など全然ありえるでしょう。下手したら100万円台も…
さらにこのコロナ禍の状況を考えると、給料面でホテル業を考えている人はやめた方が無難です。
夢を壊してしまったらごめんなさいっ。
これが、現実です。
あるあるネタ④:休日が少なくバラバラ
ホテルはシフト制の部門がほとんどです。
よって休日もバラバラで、土日の休みはほとんど取れないでしょう。
ホテルでも人事や経理などの裏方部門は土日が休みの場合もありますが、元々カレンダー通りに休みたい人はそもそもホテルで働くことは考えない方が良いですね。
とはいえ、実際にホテルで働いていた私は土日に休めない分、平日休みだったのですが割と満足していました!
どこに行くにも混んでないし、平日限定などをやっているお店が多かったので何をするにも得した気分になれました。
あるあるネタ⑤:芸能人に見慣れる
ホテルにもよりますが、私が働いていたホテルは頻繁に芸能人も利用していました。
働き始めの頃は、芸能人を目にするとテンションが上がっていたのですが、ぶっちゃけすぐに慣れます。
変に芸能人に対して免疫がついてしまったので、街中でバッタリ見かけても驚くことはないですね。
あるあるネタ⑥:エリート(上級)会員ほど面倒くさい
全てのホテルではありませんが、顧客の囲い込みの為に会員カードを発行しているホテルは多いと思います。
要は、ウチのホテルに泊まってくれれば1泊〇〇ポイント付与して、▲▲ポイント溜まると会員のグレードが上がりますよ!ってことです。
会員のグレードが上がれば、その分あなたにもメリットが沢山ありますというホテル発行の会員カード
ぶっちゃけ言いますが、会員のグレードの高くなればなるほど接客が面倒くさくなります!(笑)
あくまで個人的な見解ですが、会員グレードが高くなった顧客は「いつもこんなに使っているんだから、それくらい対応してくれよ」と思っているんですよね。
ホテルマンとしてできる限りのことは対応しますが、中には物理的にできないことも。
私の経験談ですが、大きなイベントがある日に満室でどこも部屋が空いていなくお断りをすると、「すでに予約しているお客さんに電話してキャンセルしてもらえ!」と罵声を浴びせられたことがありました。
それは流石にできないだろ!
と煮えくり返る怒りを抑えて対応することができました。(私、エライっ!流石、ホテルマン!)
あるあるネタ⑦:休憩に1人で行ける
シフト制勤務なのでホテルでの休憩はバラバラに取ります。
なので基本的には休憩は1人
この「あるある」を吉とみるか凶とみるかは、人それぞれです。
私は絶対1人が良いタイプの人間なので、めちゃくちゃラッキーです。(笑)
だって、面倒くさいじゃないですか…嫌な上司とご飯を一緒に食べるのって。
とても休憩した気分にはなれません(笑)
むしろ、私にとっては業務時間です。
まとめ:大きなホテルの従業員ほど「あるある」は多い!
今回は、シティホテルで働く従業員の「あるある」について紹介しました。
ホテルで働いていた私の経験談がベースになりますので、いやいやこんな事ありえないだろ!という部分があるかもしれませんが、どうか優しい目で見て頂ければ幸いです。
ホテルの「あるある」は規模が大きくなればなるほど、多くなるでしょう。
もし自分の働いているホテルにはこんな「あるある」があるよ!と教えてくれる人は、お気軽にコメントしてくださいね。
最後までお読みいただきありがとうございました。